2007年01月15日 12:25
昨年の11月頭に購入したステラ1000Sですが、
使用しているウチにあるコトに気付きました。
ハンドル1回転を2秒くらいで回すと全く気にならないのですが、
それよりスローな回し方をすると巻き心地に異変が感じられました。
(1回転/8秒くらいにすると如実に現れます)
モゾッと一瞬だけ重くなるんです。。。
(プロショップの店員さんに相談したら「敏感過ぎ」と失笑されました)
※CAUTION※
同じ症状で悩んでおられる方や、リールを分解される方でないと
以下の内容は読んでいて大変苦痛になると思われます。
僕はリールいじりのスペシャリストでも何でもない、只の"ド素人"です。
だから専門知識や用語を知らないし、全て個人の見解の基に書いています。
よって大変理解しがたい内容となっており、余計に読みづらくなっております。
それでも以下の文章を読んでくださる方は
'04ステラ1000Sのパーツリスト(注:pdfファイル)をご参照の上
読まれるコトをオススメ致します。
リールの改造や分解は、各個人の自己責任の元に行って下さい。
僕は一切の責任も負いません。
始めは、スプールの上下運動の際にスプール軸と触れ、シールとなっている
ゴム部分のあるパーツ(回転枠ベアリングシール[No.18])の裏返りによって
感じられる症状ではないのか? …という見解だったのです。
□裏返りについて詳しく□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
スプール軸[No.20]の上下運動における死点からの運動の反転時に
スプール軸と直接触れ・擦れているシール機能パーツ[No.18]へ負荷の掛かる
運動方向が逆になり、ゴム部分が裏返る。
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確かに回転枠ベアリングシール[No.18]と触れるスプール軸[No.20]の
部分範囲へ、リール用グリスやオイル(IOS-01Pro)などを塗付すると
改善するような傾向もみられました。
しかし、実際に現場(管理釣り場)で使ってみると…解消されておりません。。。
次に巻き心地の変化に関係があると思われるパーツを順に外していき、
その都度に巻き心地をチェックしていく…虱潰しの作戦に出ました。
スプール組[No.141]を外してマキマキ…
回転枠[No.40]を外しマキマキ…
ローラークラッチ組[No.53]も外してマキマキ…
ベアリング押サエ板[No.56]を外してマキマキ…
と、ここでやっと原因に到達!
ピニオンギア[No.58]が挿さっているボールベアリング(以下、BB)[No.57]に
不快な動きをみつけました。
何と、そのBB[No.57]の外側は本体[No.142]にハマっているのですが、
BBの外側と本体がたまに空回りしているではないですか!
いくら金属の膨張を考慮してハメてあるとはいえ、緩すぎやしませんか?
□金属の膨張□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
リールのBBは高速回転の運動をするので、摩擦により熱が発生し膨張しますよね?
気温でも膨張すると思いますし。。。
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そのBBに錆の要因は考えにくいので、内部に小さなゴミなどが入っていて
一瞬だけボールの回転が詰まるのかもしれません。
本当はそのBBを交換した方がスッキリするんでしょうが、
今回は洗浄&オイル塗布で様子見することにしました。
後日"オイル塗付"程度で何回か実釣に使用してみたら、
再び症状が出てしまいました。。。
このBBにはオイルへ"ドブ浸け"の方が最善策なのでしょうね。
僕はいきなりドブ浸け用の容器(フィルムケースなど)を用意できませんでしたし、
手元にある使えるオイルが高価なIOS-01proしか持ち合わせていないので
IOS-01オイルをそのBBに並々と注すコトで済ませてしまいました。
(本当はシャカシャカしてみたいです。。。)
現在は"並々と注す"で騙し騙しの様な気もしますが、問題なく使用できています。
まだ王禅寺のナイター2・3回程度ですが。
因みに、ド素人が何度もリールの分解を繰り返していたので
クリックバネ[No.69]とバネガイドA[No.70]を何度もすっ飛ばしてました。
オカゲで年末前に少し早い大掃除が出来ました。。。
さらに、バネガイドが無くても意外と普通に
このリールが使えるということも知りました。。。